京都検定の「公開テーマ」
京都検定では、毎年事前に「公開テーマ」が発表され、そのテーマに沿った問題が各級10問ずつ出題されます。
このしくみは2013年の第10回から導入されました。
京都検定見直し、「公開テーマ問題」を設定(観光経済新聞 2013年8月3日)
この記事によると、
京都検定の人気が少し落ち着いてきたため、「公開テーマ」を設けることで受験者の裾野を広げたい、という狙いがあったとのことです。
第10回(2013年実施)
1級 京都と映画
2級 京都“大原・八瀬・比叡山”
3級 京都“花の名所”
第11回(2014年実施)
1級 世界文化遺産「古都京都の文化財」
2級 京の食文化
3級 伏見・宇治
第12回(2015年実施)
1級 京都の三大祭
2級 琳派
3級 洛西:嵐山・嵯峨野・乙訓
第13回(2016年実施)
1級 京の七口と街道
2級 山科・小野・醍醐
3級 京のおみやげ
第14回(2017年実施)
1級 京都の塔
2級 京都 茶の文化
3級 京都駅界隈
第15回(2018年実施)
1級 京都御苑と御所・離宮
2級 明治150年
3級 きぬかけの路
第16回(2019年実施予定)
1級 千本通
2級 京都の産業~伝統工芸から先端産業~
3級 夏の京都
http://www.kyotokentei.ne.jp/pdf/theme_16.pdf
1級の試験は概ね60問出題されますが、公開テーマに沿った出題は10問ということですので、このテーマにまつわる出題の割合は結構高いといえます。ここをしっかり勉強しておくことは、合格に近づくためには絶対必要、ということになるでしょう。